前のページ 次のページ 目次

3. ディスプレイマネージャ(xdm)のインストール

ディスプレイマネージャによって、PCをX端末のように使用することができます。 ディスプレイマネージャは、X下で動作するログインスクリーンを提供します。

最も簡単に、ブート時にディスプレイマネージャを自動的に起動するには、 使用されていない仮想端末に対して、/etc/ttysに以下の1行を追加し ます。

 ttyv4  "/usr/X11R6/bin/xdm -nodaemon" xterm    on secure

/usr/X11R6/bin/Xが使用しているビデオカードに適合するXサーバへのシ ンボリックリンクになっていることを確認するか、または、 /usr/X11R6/lib/X11/xdm内の Xserversというファィルで、Xサーバのパス 名を指定する必要があります。

/etc/ttysの変更は、リブートするか、``kill -HUP 1''としてinitd に対して強制的に/etc/ttysの再読込を行わせないと効果がありません。 また、rootでログインし、コンソール上で手動により``xdm -nodaemon''とし てディスプレイマネージャをテストすることもできます。


前のページ 次のページ 目次