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7. XFree86の再構築

Xサーバリンクキットは、最小限のディスク容量でXサーバの構築を可能にします。 単に展開して、xf86sire.defを適当に変更し、``./mkmf'', ``make''としてリンクします。詳しくは、 README.LinkKit を参照して下さい。

ソースツリーは、コンパイル前に約114Mb、``make World''後はさらに100Mbの ディスク容量が必要です。コンパイル前に、xc/config/cf内の xf86site.def,site.defを編集し、配布物を設定します。 デフォルトでコンフィグファィルは共有ライブラリを構築するように設定されてい ます。共有ライブラリがサポートされないFreeBSDのバージョンを使用している場 合は、以下の行をsite.defに追加します。

 #define BuildBsdSharedLibs             NO

また、使用しているシステムがSYSV共有メモリをサポートしてない場合(たとえば、 <sys/shm.h>ヘッダーがない場合)、以下の行をsite.defに 追加して、MIT-SHM extensionを無効にしてください。

 #define HasShm                         NO

FreeBSD-1.1以降でコンパイルする場合、xc/config/cf/FreeBSD.cfを編集 して、OSバージョンのパラメータを正しく設定します。そして、以下のように入力し ます。

 make World

旧バージョンのFreeBSD(1.1より前)で使用する場合、以下のように入力します。

 make World BOOTSTRAPCFLAGS=-D__FreeBSD__


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