XSetCommand

Section: XLIB FUNCTIONS (3X11)
Updated: Release 6.3
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名前

XSetCommand, XGetCommand - ウィンドウの WM_COMMAND プロパティの設定と取得  

書式

XSetCommand(display, w, argv, argc)

      Display *display;

      Window w;

      char **argv;

      int argc;

Status XGetCommand(display, w, argv_return, argc_return)

      Display *display;

      Window w;

      char ***argv_return;

      int *argc_return;  

引き数

argc
引き数の数を指定する。
argc_return
返される引き数の数が返される。
argv
アプリケーションの引き数リストを指定する。
argv_return
アプリケーションの引き数リストが返される。
display
X サーバへの接続を指定する。
w
ウィンドウを指定する。
 

説明

関数 XSetCommand はアプリケーションの起動に使われたコマンドと引き数を設定する。 (通常は、argv はアプリケーションのメインプログラムの argv 配列である。) 文字列のエンコーディングがホストポータブル文字エンコーディングでない場 合、実行結果は実装依存である。

XSetCommand はエラー BadAlloc, BadWindow を起こすことがある。

関数 XGetCommand は指定したウィンドウの WM_COMMAND プロパティを取得し、文字列のリストを 返す。 WM_COMMAND プロパティが存在するならば、これは STRING 型、フォーマット 8 である。 文字列のリストを格納するのに十分なメモリが割り当てられれば、 XGetCommand は引き数 argv_return と argc_return を設定し、0 でないステータスを返す。 そうでなければステータスとして 0 を返す。 サーバが返すデータのエンコーディングが Latin ポータブル文字エンコーディ ングならば、関数が返す文字列のエンコーディングはホストポータブル文字エ ンコーディングである。 そうでない場合の結果は実装依存である。 文字列リストに対して割り当てたメモリを解放するには XFreeStringList を使用すること。  

プロパティ

WM_COMMAND
コマンドと引き数。NULL で終わる文字列で、アプリケーションの起動に使用さ れたもの。
 

返り値

BadAlloc
要求されたリソースやサーバメモリの割り当てにサーバが失敗した。
BadWindow
引き数 Window の値が、定義されている Window を指していない。
 

関連項目

XAllocClassHint(3X11), XAllocIconSize(3X11), XAllocSizeHints(3X11), XAllocWMHints(3X11), XSetTransientForHint(3X11), XSetTextProperty(3X11), XSetWMClientMachine(3X11), XSetWMColormapWindows(3X11), XSetWMIconName(3X11), XSetWMName(3X11), XSetWMProperties(3X11), XSetWMProtocols(3X11), XStringListToTextProperty(3X11)
Xlib - C Language X Interface


 

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プロパティ
返り値
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Time: 15:55:59 GMT, February 12, 2001