XSetWMProtocols
Section: XLIB FUNCTIONS (3X11)
Updated: Release 6.3
Index
xjman/web INDEX
名前
XSetWMProtocols, XGetWMProtocols - ウィンドウの WM_PROTOCOLS プロパティの設定と取得
書式
Status XSetWMProtocols(display, w, protocols, count)
Display *display;
Window w;
Atom *protocols;
int count;
Status XGetWMProtocols(display, w, protocols_return, count_return)
Display *display;
Window w;
Atom **protocols_return;
int *count_return;
引き数
- display
-
X サーバへの接続を指定する。
- w
-
ウィンドウを指定する。
- count
-
リスト中のプロトコル の数を指定する。
- count_return
-
リスト中のプロトコルの数を返す。
- protocols
-
プロトコルのリストを指定する。
- protocols_return
-
プロトコルのリストを返す。
説明
関数
XSetWMProtocols
は、指定したウィンドウの WM_PROTOCOLS プロパティを、引き数 protocols で
指定したアトムのリストで置き換える。
このプロパティが以前に指定されていなければ、
XSetWMProtocols
は引き数 protocols で指定されたアトムのリストを指定されたウィンドウの
WM_PROTOCOLS プロパティに設定する。
プロパティは ATOM 型、フォーマット 32 で保持される。
WM_PROTOCOLS アトムを確保できなければ、
XSetWMProtocols
はステータスとして 0 を返す。
そうでなければ、この関数は 0 でないステータスを返す。
XSetWMProtocols
はエラー
BadAlloc,
BadWindow
を起こすことがある。
関数
XGetWMProtocols
は、指定したウィンドウの WM_PROTOCOLS プロパティに保持されているアトムの
リストを返す。
これらのアトムには、ウィンドウマネージャのプロトコルの中で
このウィンドウの所有者が使用できるものを記述する。
もしプロパティが存在し、ATOM 型、フォーマット 32 であり、アトム
WM_PROTOCOLS が確保できるならば、
XGetWMProtocols
は引き数 protocols_return にアトムのリストを設定し、引き数 count_return
にリストの要素数を設定して、0 でないステータスを返す。
そうでない場合は、いずれの引き数もセットされず、0 がステータスとして
返される。
アトムのリストを解放するには、
XFree
を使用すること。
XGetWMProtocols
はエラー
BadWindow
を起こすことがある。
プロパティ
- WM_PROTOCOLS
-
クライアントと、クライアントが所属しようとしているウィンドウマネージャ
間の通信プロトコルを指定するアトムのリスト。
返り値
-
BadAlloc
-
要求されたリソースやサーバメモリの割り当てにサーバが失敗した。
-
BadWindow
-
引き数 Window の値が、定義されている Window を指していない。
関連項目
XAllocClassHint(3X11),
XAllocIconSize(3X11),
XAllocSizeHints(3X11),
XAllocWMHints(3X11),
XFree(3X11),
XSetCommand(3X11),
XSetTransientForHint(3X11),
XSetTextProperty(3X11),
XSetWMClientMachine(3X11),
XSetWMColormapWindows(3X11),
XSetWMIconName(3X11),
XSetWMName(3X11),
XSetWMProperties(3X11),
XStringListToTextProperty(3X11)
Xlib - C Language X Interface
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- プロパティ
-
- 返り値
-
- 関連項目
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 15:56:03 GMT, February 12, 2001