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2. デフォルトサーバの正しい設定

デフォルトサーバの名前は /usr/X11R6/bin/Xです。これは /usr/X11R6/bin/にある特定のサーバのバイナリファイルである XF86_xxxx へのリンクです。X が、使いたいサーバのリンクファイ ルになっているか確認してください。リンクが正しくないときは、X を削除し て正しいサーバへの新しいリンク作ってください。

サーバのバイナリファイルは次の通りです:

XF86_SVGA:

Super-VGA サーバ。 Cirrus 542{0,2,4,6,8,9}、543{0,4} と Western Digital 90C3{1,3} と Oak Technologies Inc. OTI087 のチップセッ トに対してはアクセラレーション対応で、残りのチップセットに対し てはアクセラレーション対応ではありません。

XF86_Mono:

オプションとして Hercules 等の白黒ビデ オカードをサポートする (S)VGA モノクロサーバが入っています。

XF86_VGA16:

汎用 VGA 16 色サーバ。

XF86_S3:

S3 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_Mach32:

ATI Mach32 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_Mach64:

ATI Mach64 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_Mach8:

ATI Mach8 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_8514:

8514/A 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_P9000:

P9000 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_AGX:

AGX 用アクセラレーション対応サーバ。

XF86_W32:

ET4000/W32, ET6000 用アクセラレーション対応サーバ。

それぞれのサーバ対応のオンラインマニュアルがあります。サポートしてい るチップセットやサーバ固有の設定オプションに関する細かい点については、 オンラインマニュアルを参照してください。

LinkKit を使ってサーバにドライバを組み込み、変更できることに注意してく ださい。配布物の構成にもよりますが、サーバのバイナリファイルにはあらゆ るドライバが含まれているわけではないでしょう。組み込まれているドライバ の一覧を得るには、 /usr/X11R6/bin/X -showconfig を実行してく ださい。サーバをリンクし直す必要がある場合は、 <tt>README.LinkKit</tt> を参照して LinkKit 固有の情報について調べてください。


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